[00:00.000] 作词 : n-buna [00:00.019] 作曲 : n-buna [00:00.38]毒を飲み込む前に [00:05.22]五畳の一間で、夏を見下ろすように [00:14.37]あの日のことを思っている [00:25.72] [00:37.17]「春の河原の前を歩いたあの日は、 [00:46.17]夜を忘れるような陽の射す朝で [00:55.37]河川のベンチには眠る、誰か。 [00:59.96]まるで黒檀だった。黒い髪、眠った春がいた。 [01:05.55]まだ心臓に残ってる毒が、 [01:08.37]嗚呼、狂ったみたいに胸を突いていた。」 [01:12.41] [01:13.51]咲いて snow white 今日も笑って泣いてもう、 [01:16.49]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [01:22.25]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [01:25.48]もうちょっとだけ忘れる努力とか [01:32.51] [01:43.88]「毒を飲み込む前にあの頃のことを [01:52.27]人並みにもなれずに歩いた僕の、今までのこと。 [02:06.74]嫌いになったのは夢と明日。 [02:11.02]誇れるものなんて肥大した自尊心だけだった。 [02:16.54]春に出会ったあの人の顔だけ。覚えてる筈が胸に霞んでいく。」 [02:23.23] [02:24.40]そうだ snow white 泣いて 気取ってないでもう、 [02:27.52]もういいよ、貴方の記憶なんか笑って手を振れよ [02:33.27]最低だ 死んでしまうなら今日だと思った [02:36.64]もうずっと誰に期待もされぬまま [02:41.52] [02:43.24]水差しを窓に置いて くすねた毒を注いで [02:47.56]乾いた紙に綴った 「結局僕には何もなかった」 [02:52.40]全てが虚しくなって 紙切れを空に放って [02:56.72]毒水を口に含んだ [02:58.93]貴方のことを思い出した。 [03:01.71] [03:03.51]snow white 泣いて笑って憂いて [03:06.34]もうなんで貴方の眠ってる顔が浮かんで消えなくて [03:12.18]最低だ [03:19.47] [03:21.54]咲いて snow white どうか笑って泣いてもう、 [03:24.46]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [03:30.61]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [03:33.77]もうちょっとだけ貴方を探せたら [03:38.38]もう一歩だけ歩いてみれるかな [03:45.33] [04:12.54]毒を吐き出すように