[00:01.00]揺れた影が映した記憶を見ないように隠した [00:13.45]弱くて、不器用な、この僕が主演の相変わらずの日々さ [00:24.50]歩けば歩く程に 見失うもの たから [00:37.00]この空席が灯す熱をこの胸に刻んでいく [00:51.50]意味もなく咲かせた一輪花のように [00:57.55]物語も、歌も、エンディングもない [01:03.49]ただ僕だけが照らす光の先で [01:10.00]その花弁を散らしていくのだろう [01:29.10]震えた声で呼ばれた気がして [01:35.00]後ろを振り返ると [01:40.50]弱くて、不器用で、情けない この僕が寂しそうに立っていた [01:52.00]歩けば歩く程に 君とは遠くなるから [02:03.45]この手の灯る熱を [02:10.00]この胸に落として欲しいんだ [02:19.57]今日も昨日も明日も問い続ける日々に [02:24.50]本当かも、嘘も知ることはできない [02:31.00]ただ僕だけ灯す灯りの下(もと)で [02:37.05]その確かさを満たすのだろう [02:44.10]今、ここで鳴る鼓動の意味 [02:52.00]僕だけが持つ残り火を [03:01.44]意味もなく生まれた髑髏のように [03:07.52]物語も、歌も、エンディングもない [03:14.00]ただ始まりのまま終わりを告げる [03:19.00]その虚しさが [03:22.78]「この僕なんだろう」 [03:25.00]意味もなく咲かせた一輪花のように [03:31.10]物語も、歌も、エンディングもない [03:37.00]だけど僕の目から光が落ちて [03:43.20]その水溜(みずた)まりに「意味」が咲くなんだろう [03:49:50]その花弁を散らしていくのだろう