[00:00.66] あなたが遠くへ行ってから [00:04.86] どれだけ経ったと思ってんの [00:08.62] 今日みたいに晴れた青空も [00:12.28] きっと灰色に見えてたんでしょ [00:16.03] 近頃やたらに思い出す [00:19.58] あなたと見た月や星の形 [00:23.34] 一刻も早く排除したいから [00:26.93] 馬鹿みたいな声で歌った [00:31.90] [01:00.86] 勝手にこの部屋を出て行かれた後の [01:04.54] 後片付けは本当に大変だったよ [01:08.24] 何が大事なもので何を捨てるべきか [01:11.85] あなたに聞かなきゃ分かんなくて [01:15.61] それでも僕や僕等には [01:18.74] どうしたって明日は来るから [01:22.46] 無理矢理にでも自分を納得させて [01:26.79] 色々捨てたり抱えたりした [01:30.28] 今頃何処にいるのかなど [01:33.40] 考えても分かるような事じゃないから [01:37.71] 一々傷つくのも面倒臭くなって [01:41.29] なるべく頭を空っぽにして [01:44.86] するともう何もかもどうでも良くなって [01:48.85] 誰と関わるのも嫌になって [01:52.42] あなたの居た事の大事さを [01:56.29] 逆に嫌でも思い知る [02:00.13] 言いたいことは山程あった [02:05.52] そのうちのいくつかはもう忘れてしまった [02:15.14] こんなに晴れた青空の日には [02:22.52] 夜になれば星が盛大に光るよ [02:29.25] 目が眩む程の眩しさの中で [02:36.97] 確かに僕はあなたと居た [02:48.53] 嫌われんのが怖くて [02:50.76] 傷つけるのが嫌いで [02:52.74] 何度も何度も飲み込んでは苦しくて [02:56.34] 結局気分が悪くなって [02:58.10] もう何もかも吐き出しちゃってさ [03:00.00] 我慢なんて出来やしないなら [03:01.92] 最初っからそうすりゃ良かった [03:03.71] ずるくて弱くて臆病で馬鹿で [03:07.40] そのくせ人一倍愛されたくて [03:10.98] 嫌な所ばかり似ていたから [03:14.61] なるべく笑って誤魔化していた [03:17.94] ねえ [03:18.69] 勝手にこの心から出て行かれた後の [03:21.79] 後片付けはいまだ手付かずなんだよ [03:25.75] 何が大事なもので何を捨てるべきか [03:29.25] 自分の心なのにもう分かんなくて [03:33.16] それでも僕や僕等には [03:36.35] どうしたって明日は来るから [03:40.04] あなたの居なくなったその穴を [03:43.66] 空っぽにしたままで生きてるよ [03:47.98] 言えない事が山程あった [03:53.44] あなたにだってあったでしょ [04:02.71] こんなに晴れた青空の日には [04:09.71] 夜になれば星が盛大に光るよ [04:16.57] 目が眩む程の輝きの中に [04:24.44] 僕等の居場所などありはしなかった [04:31.94] そして日々は過ぎて [04:37.27] 過去も明日も今も [04:42.40] 全部何も無かったみたいに [04:50.18] 湯んで薄れて消えていくとしても [04:58.93] それまで ほんの少しの間 [05:06.24] あなたと出会って生きた僕の [05:13.88] 声も記憶も [05:17.44] 渦に飲まれていく [05:32.80] こんなに晴れた青空の日には [05:39.27] 夜になれば星が盛大に光るよ [05:46.51] 目が眩む程の眩しさの中で [05:54.64] 今度は一人で笑っていくのさ [06:01.93] こんなに輝く星空の日には [06:09.30] 朝になればまた太陽が巡るよ [06:16.96] そして全ての新しい命が [06:26.83]