[00:27.86]ビルが月明かりを塞いで [00:34.02]いつまでも夜であろうとした [00:41.02]靴は二足 この場所には [00:47.27]赤く短い糸が落ちてた [00:54.04]『わからない』『わかりたい』 [01:01.15]そんな言葉で信じ合った [01:07.37]その意味さえわからぬまま [01:13.76]繋いだ手は距離を拒んだ [01:22.21]朝焼けの中、追いかけていた背中は [01:29.04]手なんかじゃとても届かなくて [01:35.62]それは想い出の足跡を辿っても [01:42.69]見つけられないものだと知っていた [01:49.14]君を探している間に [01:52.59]もう夜はこんなに暗くなっていた [01:56.59]声も錆びれていくだけだ [02:06.13]二人が望んだ『さよなら』は [02:12.25]ただの嘘が描いた絵空事 [02:19.30]笑う二人、アルバムの中 [02:25.44]くすんでしまった幸せの色 [02:32.05]壊れていた 惨めなほど [02:39.18]『これは悪い夢だ』なんて泣いて [02:45.26]隔てられた盲壁の向こう [02:52.70]呼吸だけで繋がっていた [03:02.09]夕焼けの空、見下ろした街の中 [03:09.49]どこかで君も息をしている [03:15.79]涙を拭いた 足跡は消えていた [03:22.80]見つからないものは君がもっているよね? [03:29.14]君を探し歩く夢の中 [03:32.56]もう辺りは明るくなっていたんだ [03:36.44]君を忘れていくだけだ [03:44.26]それだけだ [03:46.47]爛れた心と言葉に溺れて [03:52.00]君といた日々を殺して消える日まで [03:58.78]泣いて 生きて