[00:00.000] 作词 : 宝野アリカ [00:01.000] 作曲 : 片倉三起也 [00:29.21]天に微睡む神の指から [00:36.28]物語をしたためる藍墨(インク) [00:44.83]空に零れて広がる金青(ブルー) [00:53.02] [01:00.65]固く錆び付いた門扉が開いて [01:04.80]いまが 逢魔ケ刻 [01:10.28] [01:16.97]一斉に舞う菫蛾緑蝶 [01:23.78]鱗粉は七色の霧雨 [01:32.95]恐れず濡れた外套(マント)を脱いで [01:40.34] [01:48.68]さあようこそ [01:50.24]迷い込まれたオトメ [01:54.20]われが城の主 [01:57.56] [02:00.67]蒼の絨毯一歩進めば [02:08.33]紅粉青蛾の侍女が [02:16.32]その手を握り 宴に誘う [02:24.23]奥の大広間には [02:30.61]大勢の華やぐ人 [02:40.69]時が 戻る [02:48.24] [02:56.77]夕月豪華な仮面舞踏会 [03:08.01]村人罪人魔女も王も踊る [03:20.50]遠い昔の [03:26.32]幻影などではない [03:34.21]乙女よ あなたが [03:41.88]わたしの目覚めさせた [03:49.79]その胸にある純粋で [03:56.63] [04:02.21]なんと懐かしい [04:06.14]紫いろの瞳なのだろう [04:15.08] [04:41.72]知っておられようか [04:45.06]人は死に その魂(プシケ)は [04:48.71]蝶に変わり [04:50.73]愛した場所 離れられないまま [04:55.23]舞うのだ [04:58.56]永い間 忘れていた [05:04.83]喜びと そして悲しみ [05:13.85]ああ何より わが城より [05:21.23]守りたかった美しい妻 [05:30.67] [05:42.01]わたしを見つめる [05:49.37]その瞳は あの日のもの [05:57.67]どうか行かないでおくれ [06:06.08] [06:10.47]永遠の先 逢魔ケ刻が [06:16.02]闇に沈むまで [06:24.51] [06:27.51] [06:30.51]【 おわり 】