『キミがいるから』 ヒコ、怪我はない? 千代、すごくかっこよかったよ!あんな大きな穢れをパサート切っちゃうだから! 怪我してる! こんなの大丈夫だって、千代のほうがぼろぼろのくせに。 私は大丈夫。それより、手当てするから動かないで。 まったく、千代は優しいなあ~ 私なんかのために、危険なことしないで。 言ったでしょう、僕が守るって。 でも… そんなことより、褒めて欲しいなあ~ え? 褒めてくれたら、怪我なんで一瞬で治ちゃうよ! それは… 千代は礼をかくような人じゃないもん。 あ…ありがとう、ヒコ。 どういたしまして。