[00:00.00] [00:35.99]頼りなくただ一つの [00:40.50]願いで揺れている [00:44.51]石畳のかざぐるま [00:49.08]狂い鳴くひぐらし [00:52.88] [00:53.10]斜陽に踊る陽炎 [00:57.70]雲が渡っていく [01:01.59]照らす茜抱く古道 [01:06.20]どこまで続くだろう [01:10.30] [01:10.31]旧く懐かしき戸隠よ [01:14.50]美しや暮れる紅葉 [01:18.80]想いひらり、どこへ行ける [01:23.10]影絵を辿りながら [01:26.85] [01:26.86]あなたを探して帰る夢路 [01:31.69]水明かりの蛍追う声を [01:35.95]声を、その声だけを [01:40.59]今はただ標に [01:44.50] [01:45.15]匂い立つ花は泡沫 [01:48.85]人波行き交うまほろばよ [01:53.07]あなたに出会い、恋を知った [01:57.36]伝う涙の意味も [02:01.80] [02:02.28]永遠はどこにあるだろう [02:05.94]過ぎ去った季節のその中に [02:10.20]「ありがとう」と言えなかった [02:14.54]僕が立ち止まっている [02:18.85] [02:38.10]感情の砕きかたを [02:42.62]知っているのなら [02:46.66]傷つかないものだけを [02:51.21]選んでいけるだろう [02:55.18] [02:55.30]風吹く鬼無里(きなさ)は灼(あらたか)に [02:59.50]恋しや暮れゆく都 [03:03.78]南天、飴細工、カランコロン [03:08.00]千年の音色が鳴る [03:11.45] [03:11.91]あなたを探して還る夢路 [03:16.61]水灯篭が乗せ流る声を [03:20.94]声を、その声だけを [03:25.58]今もまだ標に [03:29.50] [03:30.20]花は散り、火に雨が降る [03:33.82]夕霧が煙る浮橋に [03:38.02]ああ、ようやく辿りついた [03:42.31]徒なる源流へと [03:46.50] [03:47.25]永遠は別れに似ている [03:50.95]既設に終わりがあるように [03:55.15]あの日二人 繋いだ手を [03:59.55]今ゆっくりと離して [04:04.00]