夏影 ふたりぶんの青空(あおぞら)を 君(きみ)は手(て)で囲(かこ)った 陽(ひ)の匂(にお)いのする草(くさ)を 僕(ぼく)は手(て)に結(むす)んだ 風(かぜ)を背(せい)に今(いま)、 僕(ぼく)らが走(はし)り抜(ぬ)けたよ あの大空(おおぞら) 目指(めざ)してた 遠(とお)くへ.. (遠(とお)くへ...) 遠(とお)くへ.. (遠(とお)くへ...) 遠(とお)くへ.. (遠(とお)くへ...) 遠(とお)くへ.. (遠(とお)くへ...) 越(こ)えてゆく遙(はる)か夏(なつ)も 渡(わた)る川(がわ)の流(なが)れも いつか変(か)わって いつか忘(わす)れて 同(おな)じ思(おも)い守(まも)れずいる ふたりぶんの青空(あおぞら)に 飛行機雲(ひこうきぐも) とばした 笑(わら)ってる子供(こども)たちの 越(こ)えてゆく遙(はる)か夢(ゆめ)も 流(なが)る川(がわ)のほとりを いつもひとりで いつも歩(ある)いた 今(いま)は違(ちが)う途(いちと)を 遠(とお)くなる遙(はる)か夏(なつ)よ 流(なが)る川(がわ)の町(まち)で 僕(ぼく)ら遊(あそ)んだ 僕(ぼく)ら生(い)きてた 今(いま)も覚(おぼ)えてる