[00:32.46]幾年の旅の果て 知り得た時の声 [00:39.94]失われた古の 生命のしき奏でよ [00:47.73]枯れた大地を独り 彷徨いゆく者よ [00:55.10]陽の光さえ届かぬ 変わり果てたその姿を憂う [01:03.0]嗚呼 散り急いだ花よ 今一度咲き誇れ [01:10.36]終わりなき大地 その先へ向かいて [01:19.54]果て無き空 仰ぎ見る眼に浮かべた [01:26.42]雫より冷えた 涙が渇いた光地潤し [01:34.85]駆け抜ける 明日への風が樹々を揺らし [01:41.74]懐かしき遙か故郷の姿描く [02:05.84]荒野に吹きすさぶ風 砂塵共に舞い [02:13.24]霞んた視界の先に 彼方の幻を映し出す [02:21.2]嗚呼 手を伸はして 触れたいと願いかけたとて [02:28.40]泡沫に消える 儚き夢よ [02:36.99]古の都 話り継いだ 美しき大地 話り継がれし記録 [02:45.30]時代と共に生きた風よ 我と歌え [03:08.24]枯れた大地 風か奏でる歌が駆ける [03:15.15]灰色の空を裂いて 陽の光が地に満ちゅき [03:23.39]割れた地より 花弁よ舞い踊れ 果て無き空 仰ぎ見る眼に浮かへた [03:41.82]雫より冷えた 涙が渇いた光地潤し [03:50.9]駆け抜ける 明日への風が樹々を揺らし [03:56.91]懐かしき 遙か 故郷か蘇る