灰と朗 この爪で揺らされた水の動きで 果てしない力を持った自分を知りました 不甲斐ないこの心がすぐに不安の雨を呼んでくる 温かい陽の光を浴びていると 確実に燃やされるこの存在を知り 何より大きなこの星があたしを 受け入れてくれたことはゆるぎない 野放しのこの心がすぐに憂鬱の種を拾ってくる ああいっそこのまま逃がして 心行くままお別れしようか