アルカード 街はざわめく 10月の最後の夜 きみは牙を出し 夜に消えていく かわいいあの子に なりたかったあの日 きみを見てると ぐしやぐしやにしたはずの 自分を思い出す 噛み付くアリして 首すじにキスを やさしさ隠して この街に生きてるの マントに隠れた 君の高い体温 右目の黒子が 泣いてるみたいね 誰も振り返る きみの美しい顔 心をあげないように 嘘ばかに探している ネオンが揺れる 愛するアリして 噛み付いては苦しんで 涙を隠して この街に生きてるの ねえ~私とワルツを 一度きりでいいから きみのやさしさで 傷付いてみたいの 傷付けてほしいの