[00:28.41]一人の夜の寂しさを言い訳にしてみても [00:36.75]傷つける為の言葉は空しくなるだけ [00:44.11]それでも心に穴が空いて [00:49.67]そこに流れ込んだ泥水は [00:54.25]全部吐き出さなきゃ [00:58.08]苦しくても吐き出さなきゃ [01:01.97]上手くいかないときは [01:06.45]何をやっても無駄で [01:10.92]無駄だ無駄だって思ってりゃ [01:15.20]上手くいくもんもいかないよな [01:20.59]カーテンの隙間から [01:24.12]朝日が急かしやがるんだ [01:28.92]もう出掛ける時間だよ [01:33.16]しょうがない出掛けるか [01:36.14]名も無き僕 名も無き君 [01:40.40]何者にもなれない僕達がぼろぼろに疲れ [01:46.80]流れ着いた街でたった今すれ違ったのだ [01:53.91]それを出会いと呼ぶには [01:59.40]つかの間過ぎたのだが [02:02.92]名前を付けてくれないか [02:07.67]こんな傷だらけの生き方に [02:31.45]誰かが君の事を悪く言っていたとしても大丈夫 [02:39.84]人の生き方は良い悪いではないのだ [02:49.02]目の前の分かれ道の選択に悩みこそすれど [02:56.30]それを不正解と言ってしまう選択こそ最も不正解なのだ [03:05.46]上手く行かない時は [03:10.31]人のせいにしそうなもんで [03:14.31]それを自分のせいにしてる [03:18.80]君は優しすぎるから [03:24.08]駅のホームでも ため息さえ飲み込んで [03:33.20]息を詰まらせているのは全く君らしいよ [03:39.80]名も無き僕 名も無き君 [03:44.11]何者にもなれない僕達がぼろぼろに疲れ [03:50.86]流れ着いた街でたった今すれ違ったのだ [03:57.39]それを運命と呼ぶにはありふれていたのだが [04:06.21]名前を付けてあげるのだ [04:10.47]その傷だらけの生き方に [04:16.30]人知れず流した涙 隠していた悔しさ [04:20.60]名付けられる事無い [04:22.67]詠み人知らずの悲しみ [04:25.34]ビルの風に舞い上がり [04:27.41]路地の隅に吹き溜まる [04:29.79]始めから無かったみたいに忘れるか [04:35.02]僕達の名も無き悲しみは [04:39.14]今こそ讃えて然るべきだ [04:43.20]僕達の名も無き悲しみは [04:47.80]君に見つけられるのを待っている [04:53.49]名も無き僕 名も無き君 [04:57.43]何者にもなれない僕達がぼろぼろに疲れ [05:03.92]流れ着いた街でたった今すれ違ったのだ [05:10.95]それを必然と呼ぶには瑣末過ぎたのだが [05:19.68]今こそ名前を呼び合うのだ [05:24.51]この傷だらけの生き方の名も無き人