[00:23.62]風薫る秋に瓜から生まれ [00:29.09]季節が巡れば 君に出会えた [00:34.70]肌寒い秋に 君は捕られ [00:39.68]遥かに送られ 長城を築くんだという [00:46.02]どれだけ 時が経っても忘れない [00:51.14]必ず帰ってきてね [00:56.85]暖かくそよ風 頬を撫でると [01:02.90]キミの腕に抱かれるような [01:08.37]十年後はきっともっと素敵になって [01:14.13]その時は きっと今以上に君を愛せる [01:31.16]石を積み上げば匈奴を防げる [01:36.57]長き城壁には恵まれたという [01:42.34]石を積み過ぎて登り難く [01:47.25]風でも阻まれ ここを通れないと [01:53.53]それでも 会いに往くと決めた [01:58.63]北へ向かう 長城まで [02:04.38]色鮮やかな夕日顔を染めると [02:10.26]人混みの中君はいないよ [02:16.07]ねえどうしたの? もう待たないの? どこにいるの? [02:21.46]十年なんて早いものと思っていたのに… [02:38.57]人から 君の骨はここにって [02:43.53]この真下に埋めてる [02:49.05]泣き叫ぶ 大声にひび割れる空 [02:55.24]「こんなんじゃダメだよ…」「君を見れない…」 [03:00.90]崩れてく長城の下から出てく [03:06.53]ああそうだね よかったね やっと君に会えた…