[00:23.370]风かぜ薫かおる秋あきに瓜うりから生うまれ [00:28.770]季き节せつが巡めぐれば [00:31.820]君きみに出で会あえた [00:34.480]肌はだ寒さむい秋あきに [00:37.330]君きみは捕とられ [00:39.330]遥はるかに送おくられ [00:42.380]长ちょう城じょうを筑きずくんだという [00:45.740]どれだけ 时ときが経たっても忘わすれない [00:50.840]必かならず帰かえってきてね [00:56.790]暖あたたかくそよ风かぜ 頬ほほを抚なでると [01:02.550]キミの腕うでに抱だかれるような [01:08.200]十じゅう年ねん後ごはきっともっと素す敌てきになって [01:13.960]その时ときは きっと今いま以い上じょうに [01:18.160]君きみを爱あいせる [01:31.180]石いしを积つみ上あげば匈奴てきを防ふせげる [01:36.640]长ながき城じょう壁へきには恵めぐまれたという [01:42.040]石したいを积つみ过すぎて登のぼり难にくく [01:47.350]风かぜでも阻はばまれ ここを通とおれないと [01:53.520]それでも 会あいに往いくと决きめた [01:58.580]北きたへ向むかう 长ちょう城じょうまで [02:04.530]色いろ鲜あざやかな夕ゆう日ひ颜かおを染そめると [02:10.430]人混ひとごみの中なか君きみはいないよ [02:16.220]ねえどうしたの? もう待またないの? どこにいるの? [02:21.580]十じゅう年ねんなんて早はやいものと [02:26.080]思おもっていたのに… [02:38.940]人ひとから 君きみの骨ほねはここにって [02:43.840]この真ま下したに埋うめてる [02:49.550]泣なき叫さけぶ 大声おおごえにひび割われる空そら [02:55.550]こんなんじゃダメだよ… [02:58.410]君きみを见みれない… [03:01.280]崩くずれてく长ちょう城じょうの下したから出でてく [03:06.880]ああそうだね よかったね やっと [03:11.080]君きみに会あえた