共犯者 ボタン一(ひと)つで消(き)える幻想(げんそう) 白昼(はくちゅう)、ビルは吹(ふ)き飛(と)んで ほら、世界(せかい)は恋(こい)に落(お)ちた 最後(さいご)の導線(どうせん)に火(ひ)がついて 君(きみ)はどんな歌(うた)を歌(うた)う? 今(いま)、世界(せかい)は君(きみ)の口(くち)からこぼれてはゆれる 澄(す)み切(き)った目(め)の奥(おく)に時限式(じげんしき)の景色(けしき) 3(さん)2(に)1(いち)で全(すべ)てが終(お)わるその前(まえ)に 空想(くうそう)の都市(とし)の空(そら)を爆破(ばくは)して 未来(みらい)なんて描(えが)いたら 僕(ぼく)ら、まるで共犯者(きょうはんしゃ)だ! 非常(ひじょう)階段(かいだん)飛(と)び降(お)りてそのままさ 君(きみ)の手(て)を引(ひ)いて逃(に)げるんだ もっと、もっと、もっと ねぇ、僕(ぼく)らこのままどこまで行(い)けるだろうか? 別世界(べっせかい)の果(は)てまで来(き)たら続(つづ)きを聞(き)かせて 怪獣(かいじゅう)めいた最終回(さいしゅうかい)が君(きみ)をさらっていく そんな悲(かな)しい終(お)わりなんて今(いま)はいらない! 非常(ひじょう)階段(かいだん)飛(と)び降(お)りてそのままさ、 君(きみ)の手(て)を引(ひ)いて逃(に)げるんだ 僕(ぼく)ら、まるで共犯者(きょうはんしゃ)さ こんな曇天(どんてん)模様(もよう)みたいな気持(きも)ちもさ 吹(ふ)き飛(と)ばしてよ、そして僕(ぼく)ら  もっと、もっと、もっと、もっと、もっと もっと…