[00:00.00] 作词 : Adenine [00:01.00] 作曲 : Adenine [00:10:79]まだ少し暑さの残る [00:16:10]八月の終わりを告げる [00:21:45]「最後かもしれないから」と [00:26:98]真っ直ぐに僕の手を引く [00:43:29]空が青いのはどうして [00:48:77]僕のことを見透かすように [00:54:23]入道雲風に揺られて [00:59:63]向日葵の香りが舞った [01:10:59]それだけでいいよな [01:21:49]それだけでいいんだ [01:27:16]一人じゃないんだって気づいたんだ [01:30:00]夏の木漏れ日に耳を澄ました [01:32:77]雨上がりかかる虹を見てたんだ [01:38:24]また明日ねって手を振り合った [01:40:99]群青みたいな青春だった [01:43:67]もう戻れないけど巡る夏 [02:10:62]線香花火に火をつける [02:16:02]夜の空 燻る足元 [02:21:51]その髪を風になびかせ [02:26:99]綺麗だねって君は笑う [02:37:84]それだけでいいよな [02:48:76]それだけでいいんだ [02:54:44]君の笑顔には花が開いて [02:57:30]だけどその裏には棘があって [03:00:02]刺さらないように優しく触って [03:05:35]いつかの君が口笛で吹いた [03:08:23]あのメロディが僕は好きだった [03:10:86]耳を塞いでもまだ聞こえてる [03:38:18]秋の訪れが近づくような [03:40:88]涼しい風が僕を突き刺した [03:43:67]伝えたい言葉胸に押し込んだ [03:49:05]僕はそれだけでもよかったんだ [03:51:90]近くにいるだけでよかったんだ [03:54:53]もう戻れないから儚い青 [03:59:89]一人じゃないんだって気づいたんだ [04:02:62]夏のほころびに耳を澄ました [04:05:44]雨上がりかかる月を見てたんだ [04:10:87]僕らは確かにそこにいたんだ [04:13:60]群青みたいな青春だった [04:16:34]ーーー最後の花火に火をつけた。