孤宮する命 (feat. nayuta) 作词 : 海の闇に白を灯す 作曲 : 海の闇に白を灯す 二人だけのシアタールーム 物語の繰り返し 波も風も無い永遠に 君の声を探すの 他者の介在を許さない 思考の堆積で組み上がった、この宮で 選ばれなかった世界のカタチを 今日も創り続けていくのだろう… 見上げたの、離苦の空 零れ落ちた涙がまだ 求めたの、君の声 それでも凪ぐ息吹 白の灯火が消えて 波音さえ見失う 心-ココ-で重ねるfairytale それで私は倖せ… 星の無い夜空の闇も 輝いて見えたのかな… 傷だらけの未来を見なくて済むから 溶けてしまう 熱を帯びたまま影の中 名前さえも奪い去る 誰にも聞こえぬ孤動 まだ痛みは引かなくて 本当は素直に外を向けば 簡単に倖せを得られることは知っていた でも、あまりにも失ったものが大きくて 此処にいた方が、楽なんだ… 晦冥の海の果て 咲いた夏椿の花 この宮で時止めて 透明を描くの 孤宮をする度、傷んだ喉が 生きている証で 灯り出す底の冷たさ "倖せ"と名を与えた 二人だけのシアタールーム プログラムは空のまま 明日を生きる意味探した 夜が命に溶け込む