まばたきの合図 (feat. hana) 作词 : めがねこ 作曲 : 鈴谷皆人 ぎこちない朝焼けが少しだけこそばゆい 始まりは突然に側にいて 肌寒い空の下 色づいた街の中 春めいた予感が僕を包む 昔に見ていた夢は幼く 欲張りに何もかも求めてた 「届かない」分かってても憧れた その先に今 手を伸ばして指 触れて 胸の音を合図にしたら明日にゆこう 行き先もわからないまま ひらひら舞い上がる 花びらに重ね ふわり、柔らかな風がそっと 今 背中を押したら 思い出を頼りにして また歩いていこうかな 子供の頃遊んだ懐かしい公園は 記憶よりくたびれた顔しても 芽吹いてく草花は希望を信じていて なんでかな、僕は目を逸らしてた ずっとこのままではいられないから 進みゆく時間には逆らえず 彩られ散っていくその中で ちっぽけな足跡の意味をまだ知らない 身支度整えてドアの向こう 雨が桜を終わらす前に さあ 季節の流れに身を任せてるだけ 滞る現状 そこから一歩 踏み出したいから 眠れずにいた夜に 閉ざしてた心 夢でもまだ見たことない光 春の風が僕のとなり吹き抜けた 強く爽快な風速で 不安げな表情を揶揄うみたいに 彼方 わずか見えた道の先 今 背中を押したら 思い出を頼りにして 進みだした 駆け出す僕を見てた ただ綺麗な青空