ブラウスと亡霊 作词 : 黒木渚 作曲 : 黒木渚 ならんだ⽯ころみたいに 隣りあう孤独でいよう ほろんだ⽂明みたいに 救えない2⼈でいよう 勝⼿に⾒つけて運命と決めて 恐々と愛して燃え尽きた この耐えがたい淋しさを愛せたら まともな思い出になれるかな あの⽇⾒えていた未来が 幻想のようにゆがんで 壊してしまえたらそれでいい アルバムから抜け落ちた 記憶が肩を叩いて ふり返ればそこには誰も居ない 乾いた⼝笛みたいに さりげない2⼈でいよう 無くしたピアスみたいに ふぞろいな2⼈でいよう 映画も⼩説もかなわないくらい どこまでも愛して愛された もう返らない願っても叶わない 忘れることさえも ああ 真夜中に⾃転⾞で追い越した夜⾵ 朝焼けの残像が今も ⾵にふくらんだブラウス 亡霊のように揺らいで 背負える⼗字架があればいい 天国からおっこちた涙が肩を叩いて ふり返ればそこには いつか僕たちの⽭盾が 亡霊のようにかすんで 笑える傷跡になればいい 忘却から現れた⼩さなドアを叩いて 呼びかければそこには・・・ 空⽩をついばんで 寂しがる君が⾒たいな