作词 : GAMBO 作曲 : GAMBO 読んでた小説をパタンと閉じて答える 教室で友人の呼びかける声に 人と話すときに 話し手が増えるたび 考えた挙句 言葉に詰まるよ 輪を乱すのも違うし 黙って合わせてると 逆にいじられる 「感情が読めない人」 楽譜の通りにリズムを刻むように 会話のテンポが分かれば良いよね 頭の中でやってしまった 間違いの繰り返しは そう何度でも何度でも 思考を巡るんだよね 顔色を気にしないように 目線を上げられたらなあ 威風堂々と明るく君みたいに 帰り道 溜め息 話せなかった 君に尋ねたいことは 山ほどあるのに どんなふうに過ごして どんな夢を見るの? 心を打たれた風景はある? 僕はね 雪が太陽を反射する景色が好き 世界に光が増した気がするから 全てを器用にこなしていく 自分を想像した でも何度でも何度でも 自分とは思えないんだよね 顔色をうかがわぬように 視線を伏せてみたけど 浮かんだ言葉が消えた気がした 校舎は改築工事で 見慣れない場所になって ようやく僕は気づいた 君に教わったんだ 派手な飾りや 他者との比較で 背伸びをせずとも きっとありのままで素晴らしいと 頭の中で繰り返した 間違いの意味は そう何度でも何度でも 迷ったから分かったよね 顔色はどうだっていい 視線を上げてみたから 目を見て話す君と僕が居る