唐人物語(ラシャメンのうた)歌词

[00:00.000] 作词 : 桑田佳祐
[00:00.280] 作曲 : 桑田佳祐
[00:00.560]名もないこの街に
[00:06.980]異国の陽がのぼる
[00:12.990]乙女は悲しみを
[00:19.390]御国(みくに)のためと知る
[00:25.790]春まだ夜は長く
[00:31.980]鐘鳴る了仙寺
[00:38.400]運命(さだめ)と泣くも良し
[00:44.600]儚(はかな)き世の情け
[00:50.210]下田港(みなと)を訪れた黒船(ふね)が
[00:56.620]沖遥か彼方に揺れ
[01:02.710]駕篭(かご)で行くのは時代(とき)に翻弄(あそ)ばれた
[01:09.080]眉目(みめ)清(さや)か麗しい女性(ひと)
[01:15.320]桜見頃の唐人坂で
[01:21.660]巡る想いは ひとりひとり
[01:27.900]泣けば花散る一輪挿しの
[01:34.260]艶(あで)な姿は春の宵
[01:44.760]月冴え照る道に
[01:50.820]椿の濡れまつ毛
[01:57.020]世を捨て 世に追われ
[02:03.410]旅立つ稲生沢(いのうざわ)
[02:09.120]明けの烏(からす)と謡(うた)われしことは
[02:15.490]今遥か昔の夢
[02:21.660]死ぬは易(やす)くて 生きるは難(ｋた)しと
[02:28.010]三味の音(ね)に託せし女性(ひと)
[02:34.550]石や礫(つぶて)でラシャメン結いに
[02:40.560]後ろ指さす ひとりひとり
[02:46.770]恋の涙と雨降る中を
[02:53.030]己(おの)が愛した男性(ひと)は去く
[03:02.170]
[03:27.790]桜見頃の唐人坂で
[03:34.090]巡る想いは ひとりひとり
[03:40.440]泣けば花散る一輪挿しの
[03:46.650]艶(あで)な姿は春の宵
[03:52.710]春の宵
[03:55.940]桜舞い
[03:59.940]