UNHAPPY CLUB歌词

[00:00.000] 作词 : 東野へいと
[00:01.000] 作曲 : 東野へいと
[00:23.010]配給の行列を 暗澹たる顔して歩いた
[00:26.350]最前では程度の知れた屑達たちが横入りをしてる
[00:29.700]侮蔑的な一瞥で 投げやりに手渡されたのは
[00:33.270]誰かが諦めた 夢の残滓で満ちたスープ
[00:36.770]底の浅いボウルで それを粗雑にかき混ぜてみれば
[00:40.210]器から勢い良く 不遇の涙がどっと飛び散る
[00:43.670]嗚呼 なんて他人の災いはこんなにも瑞々しい
[00:47.150]列を乱してさえも誰もが誰かの不幸を横取る時代だ
[00:52.770]名を連ねるUNHAPPY CLUB
[00:57.310]烏合の衆に染まっちゃいないか
[01:00.660]シンパに飲まれりゃ化物になる
[01:07.640]また胸裏の傷が忽ちと痛み出して
[01:11.110]ただ脳裏じゃ何も考える余地が無くて
[01:14.750]もう一回 そうやってもう何回
[01:18.060]部屋の隅に心を追いやってんだ
[01:21.540]まだ本当の声とどうしても向き合えなくて
[01:24.980]ただ退路をずっと這いずって空回りして
[01:28.520]くたばる機会を待っているだけの
[01:33.560]浅い自分に揺らいでいく
[01:38.220]
[01:41.870]半壊の道理をどうにかバックパックにあるだけ詰め込んで
[01:45.830]ボロ市みたいに一切の感情を叩き売った
[01:49.630]そうやって食い繋いだ僅かな手間賃持って
[01:52.820]どや街中の同情にかぶりついた
[01:55.590]愛されるだけが 僕等の全てだ
[02:03.110]もう引き返せやしないと思った
[02:06.790]奴らの思惑通り胃袋の中
[02:13.620]また迷子の僕が忽ちと喚き出して
[02:17.200]揶揄いの台詞を何度でも繰り返して
[02:20.790]もう一回 そうこうして何万回
[02:24.110]後どれだけこうしてりゃ救われますか
[02:27.610]知らない振りをして歳月が過ぎ去っていき
[02:31.120]抗うことさえの一瞬も怠ってきて
[02:34.570]いつまでモンスターの芝居をしてんだ
[02:38.010]また胸裏の傷が忽ちと痛み出して
[02:41.530]ただ脳裏じゃ何も考える余地が無くて
[02:45.100]もう一回 そうやってもう何回
[02:48.400]部屋の隅に心を追いやってんだ
[02:51.980]まだ本当の声とどうしても向き合えなくて
[02:55.450]ただ退路をずっと這いずって空回りして
[02:58.980]くたばる機会を待っているだけの 浅い自分に浸っている