背景、夏に溺れる 歌ってみた歌词

[00:43.23]愛想(あいそ)が尽(つ)きたようなんだ 僕に
[00:47.70]廃頽(はいたい) 十九の傘に灯(ひ)がついてる 今日も
[00:53.70]十二時過ぎの アスファルトに
[00:57.57]落ちた君の 小さな命(いのち)の重(かさ)ね火(び)を そっと
[01:05.00]雨が途切(とぎ)れたら 朝に藍(あい)がかかる
[01:10.76]蛍光色(けいこうしょく)の羽(はね)と 濡(ぬ)れた君の手に縋(すが)った
[01:17.85]夏蝉(なつせみ) 空の果(はて)て
[01:23.76]褪(あ)せた唄は 耳に溶けたまま
[01:30.11]君の声が響(ひび)く 夏の隅(すみ)を
[01:37.84]街に泳ぐ さかなのように
[01:45.69]エンドロール にしがみついてる 今日も
[01:50.29]一人何かに縋(すが)って息をする 明日も
[01:56.90]誰かの声が重(かさ)なっても 僕ら
[02:01.69]席(せき)を 立つことも 忘れてしまってる ようで
[02:07.55]夏の花束(はなたば)は 風鈴(ふうりん)の影(かげ)に
[02:12.90]水に溺れてる 君の言葉が歪(ゆが)むんだって
[02:20.52]夕凪(ゆうなぎ)の片隅(かたすみ)
[02:25.49]君の影は 空に揺(ゆ)れたまま
[02:32.03]空蝉(うつせみ)の形(かたち)を 傘の下に
[02:39.62]いつか消えた 蝉時雨(せみしぐれ)と
[03:07.36]カラスが鳴(な)くから 家(うち)に帰ろう
[03:18.47]陽(ひ)の落ちる街(まち)にさざめいた 夕焼(ゆうや)けに泣かないように
[03:31.06]蛍火(ほたるび) 空の暮(ぐ)れ
[03:35.92]夏が終わる 君の声が ただ
[03:42.75]少しかすれてゆく 薄(うす)れてゆく
[03:50.04]茜(あかね)を背(せ)に
[03:54.34]夕闇(ゆうやみ)、空の果て
[03:58.66]褪(あ)せた夢は 君を染めて
[04:04.49]今 蝉(せみ)の唄が止まる かすれたまま
[04:12.76]カラスの鳴く 鳥居(とりい)の下
[04:18.25]君が笑う 夏の隅(すみ)で